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蒜山日記 山焼き

蒜山の伝統行事「山焼き」が4月10日に各地域で一斉に行われました。一般的には「野焼き」といいますが、蒜山では山焼きと呼ばれます。山焼きは、一般放牧地や希少な動植物を外来種などから守るために毎年されており、雪解け後に行われています。これも春の風物詩となっています。大規模な山焼きは5か所ほど、それぞれ集落の持山が決まっており日にちそれぞれで独自に決めるのですが今年は4月3日(日)の前日が雨だったので10日に集中しました。鳩ヶ原と郷原上付近で撮影、写真を撮るには鳥居トンネル付近か郷原上付近がよく鳩ヶ原は国道沿いなのでちょっと危険です。

(次の日曜は多くの集落で井手シ(井出浚え 生活用水や水田用の井出川の整備)と日程が詰まっています)今回の山焼きでは鳩ヶ原付近を延助部落と応援の山焼き隊の合同作業、今後もこのような形の山焼きが必要になると思われます。

郷原地区
20㎏の水をしょった延焼防止隊。
上側がある程度燃えたところで
下から火をつけます。
火をつける松明は枯れた女竹を使います。
今年は4月2日(日)の前日が雨だった
ので各地の山焼きが10日に集中しました。
枯葉に火がついていますが柏はコルク質
が厚いので火に耐えることが出来ます。
建物の周りはウオータージェットで
水をかけて炎症を防止します。
満タンで20㎏、これだけしょって急な
坂を登つたり降りたりこれが一番大変!
鳩ヶ原地域
枯れた竹を松明に使っています。
破裂しないよう竹は割って使います

 

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