最近、単独やグループで山乗り渓谷に入る人が増えている中、真庭消防署が万が一の救助活動に備えて10月8日に山乗り渓谷の実際のルート・場所の確認を行い、蒜山ガイドクラブ員らが協力・案内しました。今年8月下旬に蒜山ガイドクラブで香川県からの団体客を案内していた際に、単独で渓谷に入り滑落・けがをして救急車を呼んで動けずにいた人をクラブ員が発見し、被災場所のわからない救急隊の人を誘導・案内したことがありました。幸いけがも大事に至らず、後日消防署からもお礼を言われました。このことを受けての消防署の研修活動となりました。

研修当日は、山乗渓谷の七つ滝とその周辺に詳しい地元の人と、ガイドクラブ員が真庭消防署湯原分署を中心に7人の消防署の人を案内しました。県道と渓流と滝の位置図を基に歩き、県道への退避路も確認、写真を撮りました。今後、救急の時に目的の場所への到達・救助がより迅速に可能になるだろうと思いました。積極的に研修していただき感謝します。山乗渓谷は素晴らしい自然に囲まれた渓谷ですが、単独行動は避けてルートに詳しい人と一緒に楽しんでください。

山乗り渓谷を救急隊案内

救急隊岩登りを体験